10月28日~29日、愛知県東郷町の愛知池漕艇場で開催された第31回中部高校選抜大会。この大会は全国出場をかけた重要な大会であるが、台風の影響が心配されたため、敗者復活戦をなくして日程を早めるなどして何とか無事に行われました。
本校からは9月中旬に行われた岐阜県高校新人大会で準優勝した男子ダブルスカル(渡辺晃平選手・柘植和選手)が出場。
大会は東海・北信越ブロックをそれぞれ勝ち抜いた18クルーで競われるが、全国大会へは東海4県を勝ち抜いた8クルー中、上位2位までが全国大会出場権を得ることができる。
予選序盤は出遅れて最後尾からスタート。しかし、焦らずのびのびと大きな漕ぎで艇速を伸ばすと、500mでは上位集団に絡み、最後は4位に滑り込んでの予選通過。
運命の準決勝は上がり3位の厳しい組み合わせ。スタートではやはり出遅れたが500mでは4位通過。ラストスパートで長野県の岡谷東高校を抜いて3位通過。この時点で同組で対戦した静岡県と三重県の2クルーに勝利し、もう一方の組では東海勢で勝ち上がったのは岐阜県一位通過の恵那高校だけとなり、東海2位で全国選抜大会への出場権を獲得した。
決勝では前半から上位クルーに大きく水をあけられて力の差を見せつけられる形となり結果は6位。3月の全国選抜に向けた課題が明確となった。
大会直前の練習では、レースへの焦りや緊張からかリズムや漕ぎに乱れが見られ不安が大きかったが、会場入りしてからは集中力が高まり、練習ごとにスピードが増していった。この大会で二人とも自分自身の成長が実感できたと同時に、全国のトップクルーとの差を直接感じることができた。この冬の持久力&筋力トレーニングで上位クルーにどこまで迫れるか、今後の頑張りに期待が持てる大会となりました。
この大会をもちまして、今シーズンの大会はすべて終了いたしました。
皆さん、応援ありがとうございました!