平成30年5月26~27日、岐阜県川辺漕艇場にて開催された県総体兼全国・東海総体岐阜県予選。今年はどの種目においても厳しい戦いを強いられましたが、各クルー全力を出し切りました。各種目の決勝の様子は以下の通りです。
男子ダブルスカル(柘植和・渡辺晃平)
全国選抜大会8位の実力クルー。しかし、昨年秋から恵那高校には県、中部、全国いずれのレースにおいても10秒ほどの大差をつけられて負けてきた。しかし、今大会では前半から果敢に攻めて一時リード。中盤から後半にかけてが得意の恵那高校に中盤からリードを許すも、ラストスパートで差を縮め、その差3秒弱!惜しくもインターハイには手が届かなかったが、この半年間の努力の成果を十分に発揮したレースだった。平均身長167cmに満たない小柄なクルーだが、そのハンディを言い訳にせず、最後まで勝つための努力を惜しまず、目標に向かって着実に努力することの大切さを後輩たちにも教えてくれた。
女子ダブルスカル (服部真子・西野友理)
2年生2人で結成したクルー。冬季トレーニングから非常に熱心に取り組んできた。春からの水上練習でも、どのクルーよりも遅くまで技術練習に取り組んだ。4月の岐阜レガッタでは十分に力を出し切ることができず惨敗。悔しい思いをした。昨日の予選ではスタートからチャンピオンクルーの八百津高校を果敢に攻めるも後半失速。予選タイムは4位と出遅れた。今日の決勝ではスタートから八百津高校と美濃加茂高校が大きく飛び出し、後半も大きく崩れることなく漕ぎ切った。結果は2位。これからのますますの成長が期待されるレースであった。
男子舵手付クオドルプル、女子舵手付クオドルプルでは共に4位。惜しくも東海総体への出場は逃した。しかし、両クルーともにこのひと月で目を見張る成長を見せている。技術習得には非常に熱心に取り組んでおり、ビデオ確認や練習前後のミーティングなど、強くなるために何が必要かを常に考えて、1回1回の練習を大切にしてきた。男女ともに2年生が主体のクルー。今後の活躍が楽しみである。
応援ありがとうございました。