7月15・16日、静岡県佐鳴湖ボート場で開催された国体東海ブロック大会。今シーズンは本校から可児健人選手と天池奈桜選手の2名が岐阜選抜選手として出場しました。
可児選手は舵手付クオドルプル、天池選手はダブルスカルでの出場でした。いずれも東海4県中1県しか国体本戦には出場できないという非常に厳しい戦いでしたが、見事優勝し10月上旬に愛媛県で開催される国体への出場権を獲得しました。
男子舵手付クオドルプル(岐阜選抜)
3校混成で編成されたクルー。練習から動きやリズムの違いに苦しみながらも3週間という短期間でやれることはしっかりと準備してきた。しかし、前日の練習ではコースコンディションが大荒れの中、動揺もあったのか動きがかたくばらつく印象があった。不安を残しながらの1本目。序盤からスムーズに飛び出し、中盤は安定した漕ぎで艇速を伸ばして他県をリード。後半はオールの動きにばらつきが目立ったが1位でゴール。2本目はスタートから主導権を握り、他を大きく離して優勝。国体本戦への出場権を獲得した。
可児健人選手(左から2人目)
女子ダブルスカル(岐阜選抜)
他校の選手と漕ぐのは初めて。期待よりも不安が大きい中での練習スタート。初めは動きが全く合わずバランスも非常に悪い印象であったが気持ちの面では楽しく練習ができていた。短期間でレースに臨まなければならなかったため、あまり欲張らず課題を絞って練習をしてきた。動きの安定感はあるがスピードに課題があり、序盤にトップクルーが視野に入る位置でスタートできるかどうかがポイントだった。レース当日、監督陣の不安をよそに序盤から快調に漕ぎだし、中盤から後半にかけてさらに艇速が増し他県を大きくリード。圧勝であった。しかし、2本目。風が吹き始めコースが荒れ始めた。思うように艇速を伸ばせなかったが何とか他県を一艇身ちょっとリードしてレース終盤へ・・・・。残り100m!っと、そこで天池のオールが手から離れてオールが波に取られて艇が止まる・・・・。が、すぐにオールを手に取りリカバリー!そのままゴールに滑り込んで何とか1位でゴール!温厚でおっとりした2人に監督陣は終始振り回されて、ハラハラドキドキのブロック大会でした(笑)。
天池奈桜選手(左)