全国高校総体5日目(最終日)でした。
本日は、齊藤皇嵐が男子 走高跳 予選に出場しました。
予選通過ラインは2m01
最初の跳躍は自己ベスト記録の1m95からでした。
結果は、残念ながら「記録なし」でしたが、初めてのインターハイで精一杯力は出したと思います。
振り返ると、東海総体では自己ベストの1m90を3回目で何とか跳び、その後の1m95を1発でクリアしてインターハイへの出場を決めました。追い込まれてからの集中力と勝負強さが彼の強みでした。
また、彼には同じ跳躍競技で全国を有力視されたチームメイトがいましたが、東海総体で惜しくも敗れたため、その仲間の想いも背負ってインターハイに臨みました。
試合の前日調整も当日の跳躍練習も調子は良く、本人もやるべきことに集中できていましたが、「記録なし」の結果に終わってしまいました。
走高跳や棒高跳のように、目の前に越えなければならない高さを設定されて、そこに向かって挑んでいく種目は、跳べば「○」、跳べなければ「✖️」、長距離種目などとは違い、レースにペース配分や駆け引きがあるわけではないので、戦いはとてもシンプルです。
また、競技が終了したら必ず記録や順位が出る訳ではないため、惜しい跳躍だったとしても、高さを越えられなければ「NM」(記録なし)と表記されるだけで順位もつかないとてもシビアな種目です。
そのような種目を高校から始めてインターハイに出場し、この舞台で1本1本自分の動きと向き合いながら、自己ベスト記録に果敢に挑んだ齊藤は立派でした。
インターハイを経験したことで彼はまた1つ成長したと思います。これからも頑張りますので、今後とも応援よろしくお願いいたします。
最後に、ここまでご支援くださった皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。